Beat Sonic
イスに装備されている映画館もありますね。振動ユニットです。
音を出していない点がウーハーと異なるところです。

某S社と某シュミレーターを開発する仕事に携わった時にSONYのアクティブソニックという振動ユニットを体験した事からこの計画は始まりました。音と共に振動を感じる事でよりリアルな音を楽しめます。

SONYのアクティブソニックはシートにユニットが付いていて、インターネット限定4000台で販売していましたが、当時はお金に余裕もなかったので買いそびれました...(><)。どうしても欲しかったので、某S社の担当の方にオネガイしたのですが、ダメでした...。そこで、色々調べていくと、BeatSonicを発見。速攻メーカーに問い合わせてみると、画像のアンプ・振動ユニット2個の基本セットで、ナ、ナント\318,000!!
た、高いっツ〜のo(><)o
そんなん新品で買えないので、もちろんヤフオクで中古を物色。しばらく物色していたら、出て来ました。目玉品が!!
ヤフオクで未使用の物を\31,000でGet!!o(*≧□≦)o
定価の1/10!!!!
ちなみに、SONYのアクティブソニックは\69,800でした(~ヘ~)
また、ヤフオクでの相場。BeatSonicの基本システムは1〜2万円。ダブルシステムはその倍くらいです。
シートの背もたれ、お尻の所に1ケずつ振動ユニットを取り付けるのがメーカー奨励。しかも、タイラップで振動ユニットを固定...ってオイッ!!
助手席にも付けようとすると、この方法だとこの基本システムが2セット必要になりダブルシステムとなります。または振動ユニットを1個ずつ取り付ける方法もあります。
今回は、振動ユニットを運転席、助手席に1つずつ取り付ける事にしました。
某シュミレーター開発に参加したyamanaoには、より振動ユニットの性能を有効にさせるノウハウを持っているのでありました...。フフフ(謎)
それが上手くいけば、1システムでよりリアルな音を楽しめます。

アンプは「ルーフ収納ボックス」の上に設置。音の入力はリアスピーカーを分岐させて入力。音量に合わせて振動も変わります。
振動ユニットの取付は、とりあえずはメーカー奨励通りにシート裏へタイラップで固定。この取り付けだと、振動ユニット付近だけ振動して、イマイチリアル感に欠けます。ちょうどお尻の所なので下手すれば「痔」になりそうですm(__)m
しかし、振動があるのと無いのとでは全く印象が異なります。
運転席、助手席とも同じ方法でイケルかと思ったのですが、そうはいきませんでした...(><)/
シート全体を振動させる事でよりリアル感を増す事ができます。そこでシートフレームに振動を伝える為の細工をしてやります。
画像のような物を作ります。振動を伝える為、板は硬くて密度の高い物程良いです今回、東急ハンズへ行ったら、ちょうどヨサゲなサクラの木がありました。350(W)×200(H)×50(D)mm板を半分の厚さにして270(W)×120(H)の板を2枚、鉄製のステー(30×100×3mm)で2ケ所止めます。振動ユニットは板のまん中に固定。
これを助手席シートの前側にシートとシートレールに挟みます。
画像の通り、取り付けられる場所がほとんど無い為、固定のステーはこのサイズくらいでしか固定できませんでした。本来はシートフレームに板の高さ分の120mmのL字ステーで板を固定するのが理想です。わずか30mmのステーを伝わって振動がシートへ伝たわります。ちょっと不満。案の定、期待できるほどの振動はあまり得られませんでした。
また、画像に写っていますが、シートを前後させるとカプラーが干渉してしまうのでカプラーの付いているステーを手で曲げました。
助手席側はこんな感じです。
運転席側はもう取付場所が無いに等しいです...(><)
仕方ないので画像のようにパイプに穴を2ケ所開けて直付けしました。
この取付は助手席側よりもイイ振動が得られました。が、シートを一番下へ下げた状態で座ると当たってしまいます。体重によるとおもいますが(^^;)、ちょっとカップクの良い方だと完全にサンドしてしまうので、この取付は止めた方がイイでしょう...(^^;)。
振動ユニットをひっくりがえして(下向きに)付ければ大丈夫かもしれませんが、確認していないので何とも言えません。


最後に、BeatSonicの感想ですが、慣れてしまったのか判りませんが、以前そのシュミレーター開発の時のような感動は無かったです。まぁ、使っていたメーカー自体異なりますし、振動ユニット自体の出力・ユニットの取り付け方・カットオフ周波数など、色々と要因は考えられます。

ちなみに走行中は止まっている時よりも振動を感じにくくなります。
inserted by FC2 system