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何セットか作ってきて、要領を得てきたので更新しました。 3スリット仕様は加工が3倍の手間がかかるので大変ですが、なかなか良いでしょ? 営利目的に作って販売する場合は、デザインに関しては意匠登録している物もあったりするので事前調査する必要もありますので、気を付けて下さい。 画像に写っているミラーカバーの色や細かいところが異なりますが、過去の画像を使用したりしているだけですので、気にしないで下さい。 |
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外すのに必要なネジを全て外してバラします。 だいたい、汚れがすごいので手に付くような汚れは洗っておきます。 |
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車に対しての平行ラインをとるには、ミラーカバーの裏側に画像の赤矢印のような金型の割りの線が残っています。なかには消えかかっているものもあります。 | |||||
この割型のラインを基準として、スリット幅が5mmなので5mmのデザインテープを画像のように貼っていき、穴加工するところは剥がしてしまいます。 そうすることで、平行な3スリットのラインを得る事ができます。 デザインテープは東急ハンズなど、画材を扱っているお店であればあります。 もしくは、それに代用できる物であれば何でもかまいません。 |
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φ4.5mmのドリルの刃で穴をあけていきます。 慣れてくるとφ4.8mmの刃で加工すると仕上げが楽になります。 ドリルを利用して、穴を無くしていきます。この作業で次の作業が楽になります。 |
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仕上げは画像のダイヤモンドヤスリ(#200)。 これ1本で仕上げていきます。 ミラーカバー裏に貼ったデザインテープでどこまで削れば良いか判断できます。 |
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こんな感じに。 これでミラーカバーの加工は終わりです。 |
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次に透明なスリットにするために、アクリルを加工します。 角5mmのアクリル棒(画像の右)は適当な長さに切れば良いだけなので楽なのですが、パターンカットされていないので、光り方が点点...となってしまいます。 少し面倒ですが、パターンカットされたアクリル板を使用すると、一番上の画像のような光り方をします。 |
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6mm幅くらいにカットしたアクリル板を原物合わせて削っていきます。 初めから5mm幅でカットしても良いのですが、スリットに合わせるとスカスカだったりする場合があるので、少し大きめにカットしてヤスリで削って合わせていくのがポイントです。 |
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初めは卓上コンロのボンベを使うバーナーを使っていましたが、炎を出すので危険をともなうので、画像のような工業用ドライヤー(ヒートガン)でアクリルを曲げてやります。 このヒートガンは出口付近で400度近い温度になるので、炎は出ないものの、これも使用にあたっては注意が必要です。 ヒートガンには数種類あるのですが、風量の遅いものを購入した方が色々と便利です。 他の用途としては、ハンダ付けの収縮チューブで使用したり、ウィンドウフィルム貼りにも使います。 |
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長めにカットしておいたアクリルをヒートガンでフニャフニャにして手作業でスリットに沿わせます。火傷しますから、軍手は必ず使用しましょう。 赤丸部のはみ出しはヤスリで削ってやります。 |
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こんな感じに3本作ります。 塗装をしない場合は難しいですが、なるべくスリットからアクリルがはみ出ないように沿わせます。 |
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塗装をする場合は面出しの行程が増えますが、面出しする事で仕上がりもきれいになります。塗装しない場合よりもスリットから気持ちはみ出るくらいにアクリルを沿わせます。 400番→600番の耐水ペーパーで面出しします。 次に |