ハイマウントストップランプのLED化
材料
・LED/20個/東芝 (確かTLSH180P)
・CRD/8個/石塚電子 (E153)
・ユニバーサル基板
・メッキ調スプレー
・その他ケーブル、接着剤など
作業時間/6時間
ハイマウントストップランプをLED化してみました。

映像の通り、応答速度はバルブに比べて約0.3秒くらい早いです。
しかも消費電力がケタ違いに少ない。LED化する利点ですね。

LEDは視光性が悪いので、たんに市販されているLEDバルブに交換してもフィラメントバルブよりも性能が落ちてしまうでしょう。

どうせなら、LEDをたくさん並べた物をと、挑戦してみました。
「暇人」と言うウワサもチラホラ(爆)
まずは、リアゲートの内張りを外します。

ストライカーの小さなカバーをとります。
左右にあるフックも外します。

この3ヶ所を外すと、内張りを外せます。

内張りを外すには軽く向こうへ叩いてスライドさせれば外れます。
次に、フィニッシャーが留まっている左右のナットを外します。
バルブ交換のサービスホールにも、左右ナットがあるので、外します。
あとは、このクリップを4つ外すのですが、結構面倒です。

プライヤーを大きく開いてクリップの引っかかりを抑えてしまい、向こうに押せば外せます。

フィニッシャーは折れやすいので、一気に押さない事です。

仮留め程度に4ヶ所外しておいて、フィニッシャーを曲げないように水平に外します。

外すとわかりますが、かなりペナンペナンになります。
フィニッシャーが外れたら、ランプ部のハウジングを外します。

黄色矢印のようなツメをホットナイフなどで切りおとします。
「これで外れる」
いや、無理でした(^^;)

DIYの問題児「ブチルゴム」でしっかりくっ付いていました。

コイツがあると泣きが入りますね...。

とりあえず、後へは引き返せないので、41度のシャワーで暖めて、ゆっくりとゆっくりと分離してやります。
DIYの敵「ブチルゴム」をきれいにとっぱらってやらなければ作業もしにくくなります。

ブチルをきれいにするには、シリコンオフを使うときれいになります。灯油でもよいかな。
まずは、取れるだけブチルを常温で取り去り、あとはシリコンオフでヒト拭き程度までとります。
次に、シリコンオフを満遍なく吹きかけて、割り箸やヘラなどでひたすらコスって溶かします。
そんな作業に2時間(爆)

きれいにしてミラーフィルムを貼りました。
これで少しはスポコンチックになったかな。
次に、回路を作ります。

どこでも売っているユニバーサル基盤を縦に4つ穴が残る幅でカット。左右に並べるので、2つ使います。
このままだと、少し長いので15mmほどカットしました。

回路を作る前に、「メッキ調スプレー」で塗装します。
塗装しないと、まんま回路が見えてしまい格好悪いです。基盤の穴もよ〜く見ると見えちゃいます(^^;)。
LEDは全部で20個。
V=1.9,I=20mAです。

CRDはE153で、LED5つにつき2つ平行につないで、30mA流しました。

(プラス)→(CRD/平行に2つ使用)→(LED)→(LED)→(LED)→(LED)→(LED)→(マイナス)

こんな配線を4セット(基盤1つに2セット)半田付けします。
ハウジングを「メッキ調スプレー」でかるく塗装します。
回路をマウントします。

固定方法はビス留めなどいろいろありますが、またまたグルー(ホットメルトボンド)で接着!!

基盤の取り付けi位置は、2つ上の画像の向きでハウジングの上側へ設置します。

真ん中あたりにしたら、下すぎてしまい、LEDを確認できませんでした。

で、基盤をマウントしたハウジングをフィニッシャーへ付けるのですが、こちらもグルーで接着。
グルーは便利です(^^)
基板だと穴が見えてしまうので、別の方法でやってみました。

画像はホームセンターに売っていたステンレス製のφ3とφ5の穴が交互に空いたステーです。

サイズは画像の通りで、長さもちょうど良い長さです。
このステーにLEDを付けても良いのですが、板厚が0.8mmしかないので、LEDがステーに対して垂直にるように調整する必要がでてきますので、板厚のあるアクリル板にこのステーを穴開けのジグとして使用しました。

φ3の穴は5mmのドリルの刃で穴を大きくします。できればボール盤で空けるのが理想。

このステージグを2mmか、3mmのアクリル板に固定して穴を空けます。
なぜ、厚い板を使うかというと、LEDを垂直に固定したいからです。基板の場合は、LEDをハンダ付けしたあとに調整してやりました。
ですので、穴空けはボール盤で空けた方が良いです。

使用するアクリル板はミラータイプの物が理想ですが、透明やのアクリルでもメッキ調のスプレーで塗装するとか、アルミホイルを貼るとかでミラー状にできますね。
このステージグは穴が24個でしたので24個LEDを埋込みます。

ここで、LEDはCRD1つに対して5つまでなので、中心で左右に別けて、端から2,5,5の回路を作りました。

ですので、配線も画像のように三つ又の物になります。

黒い部分(収縮チューブ)にCRDがそれぞれ入ってます。

アクリルの表面が曇っているのは保護シートを剥がしていないからです。
このCRDの配線をハンダ付けしてテスト点灯します。

OKであれば、裏側の配線をグルーでモールドしてしまいます。

これを基板の場合と同じで、グルーで接着してと...。
同じ作業です。
車体へ装着した状態。
こんな感じ。

Zオーナーではない人からみたら、当たり前に見えてしますところですね...。

赤いレンズも外したので、見た目はスポコン系です。
キラキラしてます。

後ろにミラーグリルとか付けているトラックが来たら、やたらブレーキ踏みそう...(^^;)

いい感じ(^^)v
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