ハンダについて
ハンダについて解説します。

画像はハンダゴテ、スタンド、ハンダです。

ハンダゴテは30Wあれば十分です。
ちなみに、このハンダゴテは自分が中学2年の時の技術家庭で製作したハンダゴテです。
コテ先だけ交換して、現在も現役です。

カッタータイプのコテ先に変えれば、
ホットナイフとしても使えます。

コテ先は先が尖った物から平たい物までさまざまあります。
スタンドは、ハンダゴテを置いておくのはもちろん、コテ先の掃除にも使用します。

何もしないでハンダゴテを置いておくと、コテ先が曇ってきたり、ススで汚れてきます。
また、スタンドに「コンっ!!」とコテをたたきつけて余分なハンダを落としたりします。

スタンドにはスポンジがあり、これに水を含ませます。

コテ先の掃除はもちろんこのスポンジにこすりつけます。「ジュッ!!」とともに、水蒸気が上がります。
長時間、コテ先を冷やすのはコテ先が駄目になってしまうのでやめましょう。
ハンダです。
太さや成分もいろいろで、自分も詳しくは良く分かりません。
鉛フリーな物を使うのは当たり前ですね。

何を買ったら良いか分からない場合は、パッケージに「基盤用」など、用途別に記載されていますので、それを参考に購入しましょう。
コツとしては、
ハンダ付けする物を初めにコテ先である程度暖めておくことです。

ハンダ付けする物が冷えていると、温度差できれいに付きません。
画像は一例ですが、
画像のようにスタンドを利用すれば両手も使えます。

ケーブルを暖めてハンダ付けです。
コテ先が完全に温まっていなかったので、あまりきれいにいってません(^^;)
では、実際の作業の一連を紹介します。

例としまして、2本のケーブルをハンダ付けしてみます。
ストリッパーなどで、被覆を剥がします。
ストリッパーを使用するととても楽にきれいに被覆剥がしができます。
このように適当な長さの銅線を出します。
2本の線をねじります。
ハンダゴテのコテ先でハンダ付けする部分を暖めて...
ハンダを溶かします。
このままでもかまわないのですが、
見た目が悪いので、
ニッパーで余分な所を切り落とします。
ニッパーで切るとエッジになってしまうので、ラジオペンチで角を潰してやります。
次に、そのままにしておくと他の線と接触してショートする可能性がありますので、収縮チューブでハンダした部分を被覆してやります。

収縮チューブの太さもいろいろです。

対象物の太さに最適なサイズを選びます。

種類にもよりますが、収縮率は35〜50%です。
画像のように、ケーブルに収縮チューブを通して...
ハンダゴテの背中(?)の熱を利用して収縮することもできますが、理想はヒートガンでやるときれいに仕上がります。
収縮後。
これで終了です。
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